

この度、食材情報誌「素材のちから」第55号(2024年冬)に弊社のブラックタイガーが取り上げられました。
記事中にもあります通り、「厨房の味方」としての弊社の製品や加工技術の素晴らしさをご実感いただけるよう、これからも精一杯努めてまいります。
あらためてブラックタイガーの魅力を知る。

ブラックタイガーは、加熱すると赤く発色し旨みが強くジューシー。身は繊維質でほどよく弾力があり、ボリューム感もあって食べごたえは満点だ。海老本来の旨みと食感を楽しむ料理に最適だ。
人手不足対策 海老商品シリーズ
ブラックタイガー尾付き剥きエビ30g
新商品
BAP認証商品

大型尾付き
剥きエビ

- 内容量:
- 600g (30g×20尾/パック)
- 荷姿:
- 600g×20パック
無添加、無保水で大型サイズのブラックタイガーを使用。背ワタを取り、丁寧に殻を剥き尻尾を残し、30gの大きな尾付き剥きエビに仕上げています。
※ご要望に応じて、サイズ違い、原料違いの商品にも対応できます。
キングブラックイージーピール 13/15
BAP認証商品

バックカット
大型BT

- 内容量:
- 500g IQF(約15尾/袋)
- 荷姿:
- 500g×20袋
無添加、無保水で食べごたえのあるBTの大きなサイズを使用。背をカットして背ワタを下処理しているため殻が簡単にむけます。
※ご要望に応じて、サイズ違い、原料違いの商品にも対応できます。

商品に貼られたブルーラベルは、この海老商品が、安全で責任ある倫理的な方法でつくられたことを示している。ふ化場、飼料工場、養殖場、そして商品をつくる加工工場まですべての段階で、環境や社会への責任を果たし、養殖する海老の健康を管理し、食品の安全を厳しく守っていることをBAPが保証している。
ボリューム満点の食べごたえ
〝存在感〟があり、さらに〝使い勝手〟もいい大型のブラックタイガー商品。使いやすいように尾付き剥き加工したものと、背をカットして背ワタを取った商品をラインアップ。
ブラックタイガーは、海老本来の旨みと食感を楽しむ料理に使いたい。
ブラックタイガー海老とバナメイ海老の関係性
ブラックタイガー海老が養殖されるようになってから随分経つが、以前は海老といえばブラックタイガーだった。ブラックタイガーはその名の通り身体が黒く、縞模様があるのが特徴だ。この縞模様が虎に似ていることからタイガーの名前が付けられたことはよく知られている。
加熱すると赤く発色し、甘みが強くジューシー。身は繊維質でほどよく弾力があり、ボリュームたっぷりで食べごたえ満点だ。エビフライやエビマヨ、エビチリなど、海老本来の旨みと食感を楽しむ料理に使われてきた。
その他に、よく使われる養殖海老にバナメイ海老がある。大ぶりなブラックタイガーに比べるとバナメイは小ぶりだが、口当たりがやわらかく甘みがあるのが特徴だ。尻尾が長くスラリと見た目がよく、天ぷらやサラダ、パスタをはじめ、多くのメニューに使われている。
海底を歩く習性を持つブラックタイガーに対して、バナメイは水中を泳ぐ習性を持っているため、同じ大きさの養殖池ならばバナメイはブラックタイガーの3倍以上を養殖できるので価格が安い。
外食の低価格傾向が長く続いたため安価なバナメイが市場を拡大してきたが、外食の多様化という新しい局面を迎え、お客様からはそれぞれの特長を活かしたメニューが求められよう。
ブラックタイガーの魅力たっぷりの「人手不足対策 海老商品シリーズ」
今回は「ブラックタイガー尾付き剥きエビ30g」と「キングブラックイージーピール」の2つの商品をご紹介しながら、ブラックタイガーの特長を再認識したい。
「ブラックタイガー尾付き剥きエビ30g」は名前の通り重量がなんと30gもある尾付き剥きエビで、ブラックタイガーの中でも大型だ。大きく厚い身はしっかりとした弾力を持ち、さらに加熱すると濃厚な赤色をまとい存在感を発揮する。これこそブラックタイガーの魅力だ。

「キングブラックイージーピール」も大型のブラックタイガーが原料だ。背をカットして背ワタを取る下処理を丁寧にしているので簡単に殻が剥けて使いやすい。
どちらの商品も無添加、無保水でつくられるため、あるがままのおいしさと歯ごたえを持っている。保水剤を使った海老はプリプリとしているが、どれも同じ食感で海老本来の食感とは違う。
さらに、IQF凍結されているので、必要な時に必要なだけ使えてロスが出ない。
このように「ブラックタイガー尾付き剥きエビ30g」と「キングブラックイージーピール」は、ブラックタイガー本来のおいしさを持ちながら人手不足にも対応し、シェフを助ける〝人手不足対策 海老商品〟だ。キッチンを効率的に回すためにも検討してみてはいかがだろう。
- [ユーザー取材]
- 「海老を食べた!」という満足感を提供したい。
「人手不足対策 海老商品シリーズ」のブラックタイガーを使うステーキハウスがある。もちろんメニューの主役は神戸牛をはじめとするこだわりの牛肉だが、海鮮にも手は抜かない。鉄板焼きはシンプルにお客様の目の前で焼き上げていくからこそ、素材勝負でごまかしはきかない。この商品を鉄板焼きで使うメリットを伺った。

- 店長・料理長
- 鈴木 信貴さん

「ステーキハウス 縁」 神戸市中央区明石町
「ステーキハウス 縁」は、選び抜いた神戸牛を中心に、厳選された食材をスペシャルな空間で適切に調理・サービスし、お客様にとって心地いい時間を過ごしていただくことがコンセプト。こだわりの神戸牛をはじめ、活きたアワビやロブスター、ハマグリを目の前で鉄板焼きにして提供する。お客様の年齢層は40~60代と高めで、食にこだわりのある方が多い。メニューにはない突然の注文にも調理技術とアイデアで見事に応えてくれる名店。
大型のブラックタイガーはプリプリとした歯ごたえが圧倒的
お客様はもちろん牛肉を楽しみにお見えになりますが、「ちょっと海鮮も食べたい。」とおっしゃる方は結構多いですね。
そういった方は、伊勢海老ほど大きな海鮮を召し上がりたいわけではありませんから、ブラックタイガーを焼いてお出しします。
私どもでは、以前から「人手不足対策 海老商品シリーズ」の「キングブラックイージーピール」を使っています。ブラックタイガーの中でも大型の原料を使っていますから、お客様の目の前で焼くと見栄えもよく反応がとてもいいからです。バックカットされていて、簡単に殻が剥けるのも手がかからずに便利です。
「キングブラックイージーピール 13/15」の鉄板焼き
このプリッと肉厚のある焼き上がりは、大型のブラックタイガーならでは。

そこに、今回「ブラックタイガー尾付き剥きエビ30g」が新たに発売されると伺って試してみました。
この海老は「キングブラックイージーピール」よりもさらに大きく、1尾あたり30gあります。海老は大きいほど火の入り方がゆっくりと入っていきますから、プリプリとした歯ごたえが圧倒的で、ボリューム感のある焼き上がりになります。
白ワインをふって蒸し焼きに

じっくりと火を通していく

プリッと弾けるように焼き上がる

この弾けるような身の焼き上がりを見てください。これは大型のブラックタイガーでしか出せないシズル感です。海老の香りが強く噛みごたえがありますから、旨みと甘みが口の中にあふれて、「海老を食べている!」という満足感が得られます。
「ブラックタイガー尾付き剥きエビ30g」は、牛肉のパワーに負けないくらいおいしさに存在感がありますね。
「ブラックタイガー尾付き剥きエビ30g」の鉄板焼き
焼き上がりは牛肉のステーキに負けない存在感に。鉄板に広げて丁寧に焼いた尾扇もパリパリと香ばしくておいしい。

この海老を使うことで料理の値段は少し上がるかもしれませんが、ブラックタイガーの魅力で海鮮を頼む方が増えると思います。
「ブラックタイガー尾付き剥きエビ30g」は、メニューの具材として使うのではなく、海老そのものを食べていただく料理に最適ですね。
2024年12月27日発行「素材のちから」第55号掲載記事より
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