

この度、食材情報誌 「素材のちから」 第61号(2026年夏)に弊社のエビのカダイフ巻きが取り上げられました。
記事中にもあります通り、「厨房の味方」としての弊社の製品や加工技術の素晴らしさをご実感いただけるよう、これからも精一杯努めてまいります。
儚い衣は和のおいしさ。
極細のカダイフを海老に纏わせ、軽やかに揚げた一品。ほどけるような食感の儚さに、和の美学を感じる。サクッと空気を含む衣は〝カダイフの海老天ぷら〟だ。
神戸トレーディングのエンジェルヘアシリーズ
海老にカダイフを巻く作業は手間がかかるため、人手のことを考えるとメニューに取り入れにくい。カダイフをあらかじめ海老に巻いた「エンジェルヘアシリーズ」は仕込みいらず、誰でも簡単に調理できる。
有頭バナメイえび カダイフ巻き

加熱前

- 内容量:
- 600g(30g×20尾)
- 760g(38g×20尾)
- 荷姿:
- 600g×20箱
- 760g(38g×20尾)
有頭えびの華やかさは特別感を演出し、思わず目を引く一品に仕上がります。
※冷凍のまま170~180℃の油で約3分30秒揚げてください。
カダイフを巻いた海老が、天ぷら専門店に登場。
広域エリア長 部坂 潤さん

「博多天ぷらたかお 渋谷パルコ店」東京都渋谷区宇田川町
「博多天ぷら たかお」は福岡創業の博多天ぷら専門店。今年で18年目を迎え、全国に22店舗を展開する。リーズナブルな価格で本格的な天ぷらが楽しめる人気店だ。薄衣で軽めの油を使い、素材の旨みを引き立てながら、サクッと軽やかな食感に仕上げている。さらに、揚げたてを3回ほどに分けて提供してくれるため、最後まで熱々の状態が楽しめる。昆布明太と浅漬けが食べ放題というのも博多天ぷららしいサービスだ。
天ぷらは、衣をつけて揚げるという極めてシンプルな料理です。だからこそ、素材がよければ一定以上のおいしさは成立しますが、一方で差別化が難しい業態でもあります。
そのため、私どもは「この店でしか味わえない一品」や「また来たくなる体験」を提供することが大切だと考えています。そうした中で導入したのが「海老カダイフ巻き」です。天ぷら専門店としては珍しい試みだと思いますが、〝おいしいものは柔軟に取り入れる〟という私どもの姿勢をお客様に伝えるメニューでもあります。
カダイフは本来、中東や地中海圏の料理や菓子に使われる極細麺状の生地ですが、その軽さ、空気感、揚げた時のサクサクとした香ばしさは、和食の揚げ物感覚ととても相性がいいと思います。天つゆでも塩でもおいしく、「海老カダイフ巻き」には和食的な美しさがあると思います。
天ぷら店でカダイフを巻いた海老を提供するという挑戦
天ぷらは、衣をつけて揚げるという極めてシンプルな料理です。だからこそ、素材がよければ一定以上のおいしさは成立しますが、一方で差別化が難しい業態でもあります。
そのため、私どもは「この店でしか味わえない一品」や「また来たくなる体験」を提供することが大切だと考えています。そうした中で導入したのが「海老カダイフ巻き」です。天ぷら専門店としては珍しい試みだと思いますが、〝おいしいものは柔軟に取り入れる〟という私どもの姿勢をお客様に伝えるメニューでもあります。
カダイフは本来、中東や地中海圏の料理や菓子に使われる極細麺状の生地ですが、その軽さ、空気感、揚げた時のサクサクとした香ばしさは、和食の揚げ物感覚ととても相性がいいと思います。天つゆでも塩でもおいしく、「海老カダイフ巻き」には和食的な美しさがあると思います。
「海老カダイフ巻き」の天ぷらとしての可能性
もちろん、天ぷらは本来の衣であるべきだという考え方もあると思います。カダイフを使うことは異文化の技法を取り入れることでもあり、「天ぷららしくない」と感じる方もいるかもしれません。
ただ、そもそも天ぷら自体が、南蛮由来の調理技法を日本で独自に発展させた料理です。そう考えると、新しい素材や技法を取り入れながら進化していくことも、天ぷらの本質の一つではないかと思っています。実際、「海老カダイフ巻き」は食べると非常に天ぷら的です。細いカダイフをふわっとまとわせることで、油っぽさを感じにくく、海老の甘みが際立ちます。さらに、サクサクとした軽やかな食感や香ばしさも加わります。
お客様の評価は、〝カダイフが良いか悪いか〟ではなく、〝意外だけれど納得できるおいしさかどうか〟にあるのだと思います。そこでまず、海外のお客様が多い渋谷パルコ店と麻布台ヒルズ店で、単品メニューとしてテスト導入しました。すると、定食や天丼に追加で「海老カダイフ巻き」を注文されるお客様が非常に多く、大きな反響がありました。
■ 海老カダイフ巻き
その結果、看板メニューである〝たかお天定食〟に組み込んだ〝海老海老天定食〟を新たに開発し、現在はグランドメニューとして全店導入しています。日本のお客様からの評価も高く、売上にもつながっています。
■ 〈看板メニュー〉たかお天定食
■ 〈新メニュー〉海老海老天定食
「次は何が出てくるのだろう」という期待感
「海老カダイフ巻き」と当店の海老天は、実は同じ海老を使っています。しかし、食べ比べるとまったく違う印象になります。
通常の天ぷらは衣によって少し蒸されるような火入れになりますが、カダイフ巻きは海老の身が直接油の熱を受けるため、身が締まり、甘みがより強く感じられます。
天ぷらは本来、サクサクとした衣の食感が魅力ですが、続けて食べていると単調になりやすい面もあります。
昆布明太と浅漬は食べ放題
その中に「海老カダイフ巻き」が入ることで、お客様に新鮮な驚きや変化を感じていただけるのではないでしょうか。
「また新しいことをやっている」「次は何が出てくるのだろう」、そんな期待感を持っていただき、お店との関係性に少しでも新鮮さを生み出したいと考えています。
現場で扱いやすく、品質も安定する
「海老カダイフ巻き」は、現場で海老にカダイフを巻く手間がなく、必要な分だけを揚げて提供できます。これを一から自店開発しようとすると、時間も労力も大きくかかるため現実的ではありません。
また、私どもは22店舗を展開しているため、どの店舗でも安定した品質で提供できることが重要です。その点でも「海老カダイフ巻き」は、非常に実用性の高い商品だと感じています。
もちろん、多くのお客様は〝王道の天ぷら〟を求めて来店されます。だからこそ、その価値を大切にしながらも、既存の枠にとらわれず新しい食材や技法を柔軟に取り入れていきたい。常に新しい価値をお客様へ提供し続けることが、私どもの成長につながると考えています。
2026年夏発行「素材のちから」第61号掲載記事より
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